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レア フラワーショップ 代表 冨野真美さん

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レア フラワーショップ 代表 冨野真美さん

フラワーデザイナー 冨野真美フラワーデザイナー
IFA【 国際フラワーアレンジメント協会】認定講師、フラワーデザイナー・インストラクター、生花、プリザーブドフラワー講師。2007年夏IFA主催プリザーブドフラワーコンテストにて「ブーケ部門優秀賞」受賞。
銀行、投資顧問会社、不動産を経て2007年フリーのフラワーデザイナーとして独立。 独立後は約一年ほどユー花園に在籍。ペニンシュラホテルのブライダル部門でブライダル装花や客室装花も経験。2010年10月に品川区戸越銀座商店街にフラワ-ショップ&サロン「レアフラワーショップ」をオープン。路面店としては珍しくプリザーブドフラワーを100点以上販売。店外の活動としてイベントの出張レッスンも多数経験。
レアフラワーショップhttp://flolea.com

今のお仕事を教えてください。
今はお花屋さんで、普通の切り花や鉢の販売に加えて、ウェディングのブーケや会場装飾など、あとは、フラワーレッスンも行っています。
どんな方がフラワーレッスンを受けられているのですか?
キッズレッスンも行っていて、3歳から4歳ぐらいの子から、普通のレッスンでは、60歳ぐらいの方にも来て頂いています。やはり一番多いのは、20代、30代の女性かと思います。
レッスンを受けるのはお店のお客様ですか?レッスンのみの方ですか?
どちらもですね。うちのお客様でいらっしゃって、お花を習いたい、レッスンをやっているならやってみようかなという人と、私がそもそもこちらのお花屋さんをやる前に、フリーランスでフラワーレッスンをやっていたので、その時の方達が来ています。その方達はお花屋さんをやる前なので、そういう方達がわざわざ来て頂いているという感じです。
最初に起業したのは、お花屋さんではないのですか?
フラワーレッスンとブライダルで、口コミでやっていました。フラワーレッスンとウェディングの2本立てという感じで、場所を持たずにやっていました。ウェディングだと口コミが多くなり、そういったご注文を3年間ぐらいやっていました。その後お店を始め、引き続きウェディングやレッスンを今でもやっているという感じです。
このお店はどういったきっかけで始められたのですか?
私は以前からこの辺り(戸越銀座)を拠点として活動していて、色々なお花を仕入れる中の1つに、このお花屋さんがありました。この場所は、私が始める前からお花屋さんをやっていて、私が起業してから仕入れでお世話になっていました。そこで、前のお花屋さんがお店を移転するということになりました。私は元々プリザーブドフラワーという枯れないお花をオーダーを頂いて作っていたのですが、前のお花屋さんからプリザーブドフラワーの注文が入ったから作ってほしいと注文があり、あまりにも注文が多いからお店に置いてほしいということになりました。そして、その前のお花屋さんがお店を閉めることになったから残念だなと思いながら、私にとってはプリザーブドフラワーを販売できる唯一の場所だったというのもあるし、ここはお客さんがいっぱいいるのにもったいないなと思い、前の店主に「私がここでお花屋さんやりたいぐらいです」ということを何気なく言ったら、その店主が「やる?いいよ!」とその場で言われました。で、一瞬だけ考えていいですかと言ったところ、解約が1ヶ月ぐらいしかないということで、1ヶ月ぐらいで決めなくちゃいけないということなので、これも何かのご縁なのと、やりたいと思った閃きを大事にするタイプなので、やってみようと思ったのがお店を始めたきっかけです。
最初に起業したのは、どんなきっかけなのですか?
私はそもそも初めは全然違う職種の仕事をしていまして、金融や不動産関係の仕事といった銀行員、トレーダー、不動産のテナント販売のアシスタントなど全然違うお仕事をしていました。そもそもお花と触れるきっかけとなったのは、銀行員のお仕事が過酷で体調を崩して2年で辞めてしまいました。銀行のお仕事は大変で精神も病んでしまい、殺伐としたお金の世界の中で、本当に単純に癒されたいと思いました。あとは、ずっと3歳からエレクトーンやピアノなどの音楽をやっていたのと、美術などのアートも大好きでしたので、その中で音楽を教える先生がやりたいと思ったり、教えることが好きだったので、小さい時から何かの先生になりたいと思っていました。受験などでそういったことから離れてしまい、銀行に入ったけど私には向かないなと思い、やっぱり音楽など何かを教えるお仕事に就きたいなと思いました。銀行を辞めて、求人誌を見ている中で、フラワーレッスンのスクールの先生のアシスタント募集があって、初心者でもOKと書いてあり、なんか面白そうと思いました。その時はお花に1回も触ったこともないですし、普段飾りもしなかったですし、お花に全く興味がありませんでした。お花の名前もひまわりと薔薇ぐらいしか知らなかったですし、自分で買ったこともない、人にプレゼントしたこともない、それが22歳ぐらいの時の話です。なんでお花をやろうと思ったのかは謎ですが、それも閃きだったのかなと思います。なんかアシスタントって面白そうという。ただ、いざそこに入ったら全員がアシスタントにはなれなくて、最初は「お花を習いましょう」みたいな感じで、今思えばお金を取られたんだなと(笑)そこはスクールをやっていたので、生徒を集めるために、そしてそこを卒業したらアシスタントになれますよという上手い商売だったんですけど。今思えばという感じですが、その時は全然気付かずに、それよりも違うことに打ち込める楽しさ、朝から夜まで半年ぐらい通って、試験もあって、ほんの一握りの20人ぐらいの中から最後は3〜4人ぐらいしか残らなくて、あとは失格みたいな感じで。失格した人達は、アシスタントにはなれずあとは趣味でやってくださいみたいな感じでした。ただ、ほとんどの人が経験者で、私だけが未経験で一番年下で、なぜかわからないけど私が残りました。経験がある皆さんの中で私が残り、半年の経験の後に目黒区民会館でスクールの講師を始めたんです。ビックリしました、あれよあれよという間に。そのスクールで生徒さんも集めていて、50〜60歳ぐらいの方々を相手に22歳ぐらいの私が先生としてやっていて、先生になりたいと思っていたけど、夢ってこんなに簡単に叶うんだと思いながら。お花の先生ってもっと10年とか鍛錬して、コンテストなどに出て、そこでやっと先生って呼んでもらえるものだと思っていました。こんな簡単でいいのかなと思いながらも、先生、先生と慕ってくれる方がいましたので頑張りました。そもそも教えるのがすごく楽しかったので。ただ、その時ふと我に返っったんですよね、これは先生じゃないと。そのスクールの上の先生が、「何年やっているの?」と聞かれたら、せめて「5年やっている」と言いなさいと。その時は、「わかりました」と言って、お客様から「先生はすごくお勉強されているのよね」と言われたら、「はい、5年やっています」と言いながらも胸が痛くて、お客様を騙しているみたいな感じで。こんなの嫌だと思い、このままこのスクールに長くいれば辞められなくなるし、生徒さんを裏切ることになると思い、1年ぐらいしてから、「やっぱりもっと勉強したいので辞めます」と言って掴んだ夢を手放しました。辞めてからは、ちゃんとした学校に通い直そうと思い、派遣会社でトレーダーとして働きながらお教室に通って資格も取るわけです。そこで、お花歴も長くなっていき、ボランティアではありながら注文をもらうようになりました。ブーケを作ってあげたりなど、楽しいなと思いながら。教室も3つぐらい通って、最後に通ったところがインストラクターも育成しているところだったので、結果的にインストラクターの資格を取りました。その時は28歳ぐらいで、まだお花の仕事をやろうとは思っていませんでした。その時は漠然としていて、オーラソーマというカラーセラピーの資格を取ったり、アロマも好きでネイルも好きで、メイクも好きで、全部教室に通い、お花をやりながらも色んなことをやっていました。女性に携わるものと、癒すもの、作るもの、アートが好きだから、やっぱりお花楽しいな、教えるの楽しいなという思いも過去の経験からあったので、そこを目指したいかなと思うようになりました。28歳ぐらいからあと2年で今の会社を辞めようと思いました。年齢の区切りもあるし、30歳になった時にやっと何年やっていますという自信を持って言えるので。30歳で色んな人の助けを得て始めることになるのですが、辞める1年前の29歳の時に私は色々な異業種交流会に参加するようになりました。まず、インターネットで探して、交流会では名刺を何百枚も配って、その時はフラワーデザイナーという肩書きで1年後に独立するので、色々な話を聞いて勉強させてもらっています、という感じで、何の準備もしていなかったし、何の自信も無かったでした。でも、やる気に満ち溢れていて、色々な社長さんとか1人でやっている人などのお話を聞いて、学びたいなと。それこそ今考えるとお花じゃなくても良かったのかもしれないですけど、でも自分に肩書きがないと名刺も作れないし、こいつ誰だみたいになってしまうし、フラワーデザイナーならわかりやすいし、珍しがられるし、デザイナーさんがこんな所に来て何やってるのみたいな。1年間頑張った名刺交換会で出会った人に、私が春に独立するからということでお声掛け頂きました。それは、何かイベントをやらないかと。結局、私は何の苦労もなく生徒さんを集めてもらったりして。それで、ちょっとずつスタートした、本当に人の助けを借りながら、1人でやったというよりは、常に人にサポートしてもらいながらやりつつ、初めはお友達とかの生徒さんですよね。それと交流会で来てくれた人がまた通いたいと。ちょっとずつだけど、場所も提供してくれる人がいたり、交流会で会った社長さんで場所を提供してくれる人がいたりとか。たぶんそれをしていなかったら、全然ダメというか起業したとは言えないようなすぼんじゃって終わってたかもという感じです。とにかく行動して行動して、あとでそういうことが待っているということを考えないで行動して、結果的に後押ししてもらって、スクールやウェディングを始めました。それもやりたいことを何気なく言ったら紹介してくれて。ブーケなどを作ってあげた方が、また口コミで他の方を紹介してくれたり、というのを3年ぐらい細々ですけど切れずにやっていたというのがスタートのところですね。周りの人にお膳立てしてもらったみたいな、仕事ってこうやって初めていくんだみたいな。人ってどうやって集めるのかもわからなかったし。たいして自分では調べなくて、最初はとにかくお膳立てしてもらって。それからは、自分でやっていくようになり、自分でレンタルスペースを借りて、自分で告知してみて、こうやって集まるんだみたいな感じで始めた感じですね。徐々に自分1人でやっていくようになりました。
起業の際には、どんな不安や恐怖心がありましたか?
仕事ってどうやって始めたらいいのだろうみたいな、どうやってやったらいいかわからないですから、スケジュール帳が真っ白でどうしようかな〜と。どこからスタートしたらいいんだろうと思っていたら、お電話を頂いたり、交流会で悩みを打ち明けた方から「今度こういう会に来てみる?」とか、「今度こういう会があるからこういう先生とコラボしてみたら?」とか。そういう感じで、私も呼ばれるとすぐ行くので。だから初めは不安でしたし、不安だからやって、また教えたりする時も不安なんですよね。私にできるのかなと。以前に先生のアシスタントで入っていたので、教えるということ自体はわかっていたけども1人でやっていくという不安。そして起業して本当にちゃんとやっていくというのがどういうところで成功したと言えるのか、例えば自分の中で売り上げの部分とかも、売り上げるって月に売り上げをどのぐらいということも全く考えたことがなかったから、とある社長さんとかに「毎月の売り上げとかちゃんと考えてるの?」って言われ、「毎月どれぐらい売り上げてるの?」って言われて、「そんなこと考えたこともない」と言ったらすごい怒られて「何考えてるんだよ」って。「それだったらやらない方がいいよ」って。結構熱い社長さんだったので。怒ってくれるということはすごく思ってくれているということなので。それで目が覚めて、月の売り上げって考えないといけないんだと。それじゃあ趣味だよと言われて。まず売り上げないといけないんだよねと思って。そもそもお金をもらうこと自体に抵抗があったから、来てくれてありがとう、それだけで十分みたいな感じで。お金を頂く難しさ、値段設定から始まりますよね。しかも、お友達からお金を頂くということが一番きつくて、まあ、そうじゃない人にもらうのはいいんですけど。そういう色んな壁に1年目はぶち当たって、なんか自分ばかり頂いちゃっていいのかなみたいな。いつもだったらお友達と何かを一緒に共有して、どっちが特に損得はないけど、私はレッスンを提供していて、お金をもらうことに罪悪を感じてしまうというか、いいんでしょうか頂いてみたいな。それって自分が自信を持ったものを提供していないってことになってしまうわけだから、頂いていいんだけども、今は思えますけど、あの時はそう思えなくて、後ろめたいみたいな。たぶんみんな始めはそうだと思うんですけど、私もまさにそういう壁にはぶち当たって5000円とかこんな大金頂けないみたいな感じで、1000円でいいかなみたいな。そんなことを言ったら色んな社長さんにまた怒られたりして、そんなんじゃやる資格ないよとか、ダメだよみたいな。それは逆に、来てくれた人に失礼だよって言われて。そういうことなんだと、段々と考えも変わってきてという感じですね。
起業するにあたり何かビジネススキルを学びましたか?
私は起業する前は学んでなくて、起業した後に色んな勉強会に行きました。自己啓発とかも大好きですし、あとは人脈が大事なんだとかそいうい塾があって行ったりとか、ワークショップみたいなのとか。本もいっぱい読んだり学んだり、セミナーとかもたくさん通いましたね。今もまだ大好きなんで、本読んだり、セミナーに行ったりはしますけど、それは今は趣味になってますけど。その当時はこれはやらないとダメだし、行くたびに自分の中で気付きになったし、独立したんだということを気付かされるというか。初めは私の場合は、区切りが辞めたから、じゃあ一応起業したってことにしようみたいなのんびりした感じで始めたので、辞めなかったらそのまま家でのんびりとしていたかもしれません。そういうのに行ったりとか色んなお話を聞きながら「起業したんだ、起業したんだ、やらないと」みたいな感じで、生徒さんも集めるようになって、もうこれは仕事なんだって自分の中で言い聞かせました。
起業時に何か戦略を立てましたか?
戦略というところで言うと、だいぶ後からですね。1年後ぐらいですかね。1年ぐらいは勉強の期間でした。自分でも仕事をしたと言えないような、認識としてですけどね。2年目ぐらいからこの先どうしていこうかという感じで、戦略というのを考えるようになったかなと思います。何でいくら売り上げたいのか、月にどれくらいなのか、年商でどれくらいなのか、自分にどれくらい欲しいのか、生徒さんをどれくらい集めたいのかなどですね。
過去の体験で今役立っていることはありますか?
全部活きてますね。過去というと私はアルバイト歴が長くて、部活をやっていなかったので16歳ぐらいから働いていましたね。ファミレスやコンビニ、パン屋さん、カラオケボックス、工事現場など。私の親友が変わり者で、全てのバイトを一緒にやっていたのですが、たまに変わったのをやってみないということで、工事現場に行ってみないって言われて(笑)嫌だよと言ったんですけど、大丈夫だよ、一緒に行けるからと言われて。じゃあ、1週間ぐらいねって言ったら、派遣式のだったので2人全部違うところに派遣されてしまって、私も彼女も1人で、でも彼女はやりたいからワクワクしながらやってるんですよ。でも私はやりたくもなくて付き添いでやったのに、おじさんに品川の八重洲の辺りに連れられて、ビルの工事現場ですよね。管みたいなものを運んだり、命綱を付けて今日は5階ぐらいに上がるけど、今日は女の子だから困ったな〜みたいな。おじさん困っちゃったなみたいな感じで。なんか私がお金に困って働いていると思われちゃって、聞かないんですよね詳細を。この子はたぶん働かなきゃいけない理由があるんだなと。コーヒーやお昼も全部おごってくれて、最後は家の前まで送ってくれて今日もお疲れ様みたいな。独立をしてからも、ペニンシュラホテルという外資系のホテルで、独立をしながらも1年間学ばせてもらいたいということで。私は花屋さん経験とかもなくて、そもそも花屋さんをやりたいとは思っていなかったので、花屋さんの経験はいらないなと思っていたんですけど、やっぱりああいう外資系のホテルのウェディングを学びたいと思ったので、ホテルがやっている大きな花屋さんに飛び込みで働かせてくださいって行ったら、たまたまペニンシュラホテルに回してもらって。私はたまたまや偶然がいつも多いんですけど。ペニンシュラホテルの外資の立ち上げの時だったので、ペニンシュラホテルのウェディング部門に配属させて頂いて、ブライダルとVIPルームのお花を作るというのをやらせてもらいました。あとは、喋りも学びたいなと思って、私は興味がすぐあっちこっち行くので、とりあえずペニンシュラは1年間学んで辞めました。だいぶお花もやらせてもらえて学べたし、大丈夫という感じで。今度は、会社の説明会のインストラクターを始めるんですよ。私はお花のスクールをやっていると言っても時間がいっぱい空いてるんですよ、当然ですけど。毎日スクールをやっているわけではないですから。で、受け付ける部門のインストラクターを募集していたんですよね、とにかく喋る仕事。自分で考えながら約2時間ぐらいの枠があって、1回30人ぐらい来るんですけど、30人の人に会って、処理チェックをしてるつもりで、その場のたった3分間の間で人を判断して、落とす落とさないというのを判断する。しかも、色々と聞きながらリサーチして判断するという仕事もしていました。それも楽しくて、バーっと人前で喋る、毎回年齢層も全然違う、若い人から社長さんで理由があって来てる人とか訳ありの人が多いんですけど。あと、人前で喋るということの緊張がそこで結構なくなりましたね、すごい上がり症で喋れなかったんで。それが週に2、3回だったけど、朝から夜までやるわけですから、しかも毎回違う人ですから、学生さんみたいな不良みたいない人も来ますし、そういう人にも対応しなくちゃいけないし。だから色んな人に会えて、色んな人に対応しながらっていうのも慣れたし、その人に合わせた話もする、人を見る判断をする、パッと見てこの人は接客向き、この人は事務向き、ちょっと見ればわかるんですよ、何かを隠している本当の姿じゃない人とか。そこで1年半ぐらい働いて、面白かったです。会社を辞めてからのお仕事は、全部自分でこういうことは学びになると思って自らやっている仕事だったので、その2点についてはまさに自分のプラスになっていると思います。その前で言うと、銀行員もトレーディング業務も不動産も、特に不動産のお仕事は自分のためになったというよりは、今お客様になってもらっているということが大きいです。私は、それぞれ1つ1つのお仕事を腰掛けでやるというよりは真剣にやってきたので、不動産業務で言えば私は9人の営業マンのアシスタントをやってたんです。彼らのスケジュールを全部把握して、誰がどこに何時に行くというのを全部電車の時間を調べてあげて、その都度みんなに声掛けしてというのをやっていました。今はそれを自分がやっている立場なので、そういう準備をするという、今度は営業マンがやっていたことを自分がやるということなので、それもものすごく自分にはプラスになっているし、何よりもお花屋さんの仕事って事務的な仕事がたくさんあるじゃないですか。請求書を送る、お客様とのメールのやり取り、電話応対含めて。会社勤めをしたことのないお花屋さんが結構いっぱいいて、そういう失礼がある時ってありますよね?たぶん。会社的なルールが私は当たり前にありますけど、たぶん無くてやっている人もたくさんいて、そういう部分が基本でできているという意味では、大きいですね。そもそも私はスタートが銀行員なので、銀行員で相当鍛えられているので、法人のお客様から個人のお客様まで応対も含めて。だからそういうのも含めて全部今に活きている、1つもあれやらなくて良かったな、あの会社入らなくて良かったなというのがない。嫌で辞めた会社もありますけど、1つ残らず活きていますね。
今どんな想いを大切にしてお仕事をしていますか?
いつもスタッフにも言っていますけど、やっぱり従業員目線の仕事にならないようにすること。お花とかだと特にそうなんですけど、この花まだ行けるから出しちゃう、これはお店屋さん目線ですよね。その後はもう知らない、明日枯れても知らないっていう仕事じゃなくて、いつでも自分がお客様の立場に立つという仕事の仕方をしようねって言ってるんです。だからいつも毎日、この花は自分の大切な人にあげられる花ですか?って思って、花を見てねと言ってるんです。それがいくら安い花であろうと。お花って食べ物と違って別に必要ないと言えば必要ないじゃないですか。なんで買うかというと、みんな気持ちよくなりたいから。目で見て、香りとかもそうですけど、お金を出して買って頂くじゃないですか、お花って。しかもいつかは枯れるし、ゴミになっちゃう。それを買いに来るということは、絶対にそのお客様に提供するお花ってパーフェクトなものじゃないと失礼ですよね。そのお金をご飯に足して、もっと良いご飯にしても良いのに、それをしないでお花を買うということは、みんな本当にお花を見て癒されたいからで、それを次の日に枯れちゃうお花を平気で出すというのが、そんなことはできないよねって。まず、たくさんのお花屋さんの中から私のお店を選んで頂いて、しかもお花を買おうと思っていてくれている気持ちを裏切らないためには、やっぱりお客様を喜ばせてあげる、大切に思う。このあと一生会わないお客様も自分の大切な人と同じぐらいの気持ちで接客もしなきゃいけないし、そのお花が大丈夫かもしっかりと見て、お見送りまでする。そのあとお客様が来るかどうかは置いておいたとしても、そのお花を見てお客様はきっと癒されるんだなと思ったら、絶対そんな利益とか考えた仕事ってできないはずです。デザインも妥協しないで完璧に。完璧でなかったら出さない方がいいし、自分の中でこのデザイン完璧って思って出すということは絶対に毎回しなくてはいけなくて、妥協はなしでというのがうちのスタンスです。花屋さんてそれぞれ全然違うと思うんですよ。野菜みたいに花を売ってるところもあるし、自然のものだから枯れているのはしょうがないんですよというお花屋さんもあるし。うちは基本的には1日でも長く飾って頂けるために、それが1ヶ月もったとして、それじゃお花屋さん潰れちゃうじゃんと言われたとしても、そっちの方が良いし。だって、そのために買いに来てくれているわけだし。お客様の気持ちに応えるというところでは妥協もしないし、常にお客様の立場に立つ。スタッフにはあなたが今チェックしてくれたりしているお花は、自分のお財布から出して買える以外のお花は出さないでって。たまに枯れたお花があって「これ自分のお金出して買う?」って聞いて、「買いません」て。「じゃあなんで出すの?」って。こういうのを出しちゃダメっていつも言ってるんです。好みは別として、自分のお財布からお金を出せないお花は絶対に出さないでって言ってます。
他のお花屋さんと比べて、どんな売りや強みがありますか?
うちはまず、あまりコンセプトとか決めずに、家庭用もギフトも含めて何でも買ってくださいという気持ちでやっていたのですが、いざやってみると色々なお花屋さんがあって、わりとうちはまだ新米な方なので、お客様を見ているとやっぱり使い分けているんですよね。例えば薬局とかであれば、これは安いからこのお店で買う、これは高いけど信頼あるからこのお店で買うとか。そういう感じでお客様って使い分けてるんだというのがわかりました。日常で使うお花だと、皆さん安めの毎週飾るようなお花はスーパーで買う感じですよね、ポイントもつくし。お花の綺麗さよりは、日常の花はココ、ギフトですと例えばうちとか、使い分けているんだと気付いた時に、あまり安いお花やうちもサービスパックを売ってはいますが、それで他のお花屋さんと勝負しても、他の方がわりと量をたくさん出しているし、他のお店があまりギフトをやらないからこそ、そこには負けてしまう。でも、私はサービスパックのような花を野菜みたいに売りたくて始めたわけではなくて、お客様を喜ばせたいとか、そういうことを元々やりたくて始めたので。じゃあ、お客様に喜んでもらえるお花という意味では、パックとしては出せないけど1本1本がクオリティが高いお花とか、ギフトのアレンジや花束、うちに今いっぱい置いてあるプリザーブドフラワーみたいなギフト中心のお花を他には負けないように、そこを強みにしてやっていこうと。だから、日常で毎週は来ないかもしれないけど、ここぞという花束、アレンジはココというお客様は実は4年やっていて思うんですけど多くて、お客様の中でたま来る方が言うんですけど、「ごめんね、あまり来ないけど、花束はこちらと決めているから」って。「だって、絶対間違いないからね」って。「もうお任せします」って。お花の色とかも言わないで、「ここはもう信頼しているから、変なの出てきたことないし」って。しかもそういうお客様って、お友達にお薦めしてくれるんですよね、呼んできてくれるし。というのがあるので、うちはデザインで売っている。しかも、野菜みたいな売り方ではなく、心を込めた接客をしてさしあげるというのを心がけているので、他のお店ももちろんそういうことはしてると思うのですが、うちは特に他のお店にないものも売ったりとか、お花のデザインは負ける負けないではなく、お好みなので、うちのデザインとしてブレがないように、妥協しないデザインを置いていくと。それを気に入ってくれた方がリピートしてくれるように努力しているという感じですね。
起業の良さは、どんな点にあると思いますか?
何でも出来るということ。起業をして、今お花屋さんをやっていますけど、別にお花屋さんに何かをプラスしてやっていけるし、そういう意味では無限かなと。やっぱり会社員とかだと、制限されますよね。会社の中でその仕事を極めていくことで、自分が思ってもいない職種に就けたりとか、上に上がっていくという楽しみもあると思いますけど、起業することで、色んな異業種の方との接点もあるし、またそこから新しいビジネスとか。まだ世の中にないものを見出せるかもしれないし。収入の部分でも上はないですよね。やったらやった分だけ、頑張ったら頑張った分だけ、その分責任も伴いますけど、自分にモチベーションややる気があれば無限に未来が広がっていける。起業して良いことは、私もまだまだお花を始めてやっと今仕事しているなって実感があるので、今4年目を迎えて、やっともっと新しいことをやろうという気持ちが出てきているので、今そういう風に思えることが幸せですかね。それに今スタート地点なんですけど、これからが楽しみみたいな。
これからやってみたいことは何かあるんですか?
いっぱいありますね。カラーセラピーや占いとかも好きで。私は今技術的なアートというか、作ったりすることや表現したりすることで喜んで頂くことも好きなんだけど、癒しとか人を幸せに導くみたいな精神的な部分、そういうのに昔からすごく興味があるので、お花でもそういうのってできると思うので、お花プラス何かそういうのを使って、精神的な部分で悩んでいるお客様に何か訴えかけられるというか一緒に幸せになっていきましょうみたいな。お花と癒しみたいな。お花と何かで運気を上げていって自分らしさを見つける、自分らしく生きていくみたいなそういうきっかけ作りをできたらいいなと。自分が結構起業して好きにやって、大変なこともあるけど楽しいこともあったりとかで、それは特別な人にしかできないことだからとか、「それは真美ちゃんだからできたんだよ」とか言われるんですけど全然そんなことなくて。私はやりたいと思ってやっただけで、それぐらいの気持ちでいれば、あと行動する気持ちとやる気やモチベーションがあれば、いくらでも助けてくれる人が出てきて、気が付いたらこの場にいたみたいな。この花屋さんもそうですけど、起業して3年でお店を持つって何なのかなと、今思えばですけど。たぶん、行動してたからなのかなと思います。
起業するのに大切なことは何だと思いますか?
まずビジョンですよね。何をやりたいのかということがないと前には進めないと思うので、まず何をしたいかということを明確にする。まあ、私はしなかったですけど、戦略というか、何で売り上げを立てていくか、そういう具体的なのがあると早いですよね、スピードが。あとは人に伝えることで、それをサポートしてくれる人が出てくるので、数字とかも含めて明確な方が、はっきりとどうサポートしてあげようかと。私もよく言われたのが、はっきりしないから、お花って何がやりたいのって。それがはっきりしないと、お花って色々あるじゃんて。まず自分の柱を何か作らないとダメだよって言われてからは作るようになったんですけど。サポートしたい方も何をしてあげたらいいのかわからないというのがあると思うので、その辺をはっきりするということが大事ですかね。
最後にこれから起業を目指す方にメッセージをお願いします!
起業することは、その仕事が好きだから起業すると思うので、初めのやりたいんだっていうワクワクした気持ちをずっと持ち続けること。途中でやっぱりそれがしぼんじゃって辛くなることもあるかと思うんですけど、そもそも自分がやりたくて起業しようと思ったんだからということを思い返してもらって、辛い時は。自分がワクワクして楽しくないとその仕事自体が成功は絶対しないので、やっぱりそういう楽しめるもの。逆にワクワクしなかったり、辛いことばっかりだったら、なんかズレてる。やりたいことがズレてるから、1回ゼロに戻ってなんか違ったかも、なんか人の影響を受けちゃってやりたいと思ったのかも、でも本当は自分はこれだったのかもという気付きのきっかけにもなると思うので。でも自分がそういう風に感情とかワクワクしてるかな、辛くてもやっぱり好きだからこそ、それを乗り越えてやっていこうというわけなので。自分のワクワクするものを仕事にしたいと思うのであれば、その気持ちをずっと持ち続けていれば、楽しそうにしていると人って助けようと思うってよく言いますけど、しんどそうだとそもそも応援する気にもならないし。楽しそうにいると色んな人が付いてくるし、応援してくれるのでやっぱりそういう気持ちでいるというか。モチベーションを持ち続けるってそもそも楽しいとは思えないというか、勝手にモチベーションが上がる、いつも明るい気持ちでいられる、楽しくやっているといいのかなと。そういう初めの気持ちを辛い時にこそ思い出してもらっているといいのかなと思います。
お忙しいところありがとうございました!
ありがとうございました!

運営者よりコメント
冨野さんは、非常に笑顔の素晴らしい快活な女性でした。冨野さんの言葉に出てくるのは、やはり行動するということでした。行動するからこそ、多くのサポートが入り、すごいスピード感を持って自分の想いが叶っていくのかなと思います。是非、女性で起業を目指す方は、参考にして頂けたらなと思います。

母の日や結婚記念日、誕生日など、何か特別な日のプレゼント、ギフトにお花をあげてみてはいかがですか!デザインが素敵なお花を用意してくれますので、プレゼントされた方もきっと喜ぶはずです!フラワーレッスンも行っていますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
レアフラワーショップhttp://flolea.com

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